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トリステイン魔法学院の屋根の上。 全てを包み込むかのような闇の中、キュルケは無二の親友であるタバサと独り対峙していた。 勿論、世間話をするような緩い空気は流れていない。 タバサの冷気と、キュルケの熱気。 お互いがお互いを飲み込もうと、獰猛に牙を剥いていた。 夜の学院上空に吹く風は、肌を刺すように冷たい。 キュルケの燃えるように真っ赤な髪すら、芯から冷たくなってしまうようであった。 しかし、驚異的なバランス感覚の持ち主であるタバサは、揺らぐことすらなくぬぼーっと棒立ちになっている。 「………誰?」 ふと、沈黙を破ってタバサがキュルケに質問をした。 『一体誰がキュルケをここに連れてきたのか』と聞いているらしい。 それを直ぐに看破したキュルケは、努めて普段通りの調子で答えた。 伊達に付き合いは長くない。 (お願いキュルケ! お姉さまを止めてなのね、 きゅいきゅい……!) そう言って自分に縋り付いてきた、依頼主の顔が目に浮かぶ。 気づけばキュルケの言葉には、抑えきれない悲しみと憤りが含まれていた。 「あんたの使い魔のシルフィードよ。 あんた、使い魔を哀しませるなんて、ご主人様失格じゃなくて? 泣いてたわよ、あの子。 きゅいきゅいって」 「そう」 タバサは普段通り、どうでもよさげに呟いた。 普段通り、その口調には一切抑揚がない。 いつものキュルケなら、そんなタバサの口調の微妙な変化を読み取れたものだが…… ……今は彼女の感情が全く読めない。 完璧なフラット。 つまるところ、タバサは本当に何とも思っていないのだという事実に思い至り、 キュルケはギリッと唇を噛み締めた。 今のタバサはまるで幽霊だ。 皮肉なことに、幽霊はタバサが最も毛嫌いしているものであった。 彼女をこんな復讐鬼に仕立て上げたDIOに、改めて怒りがこみ上げてくる。 キュルケは両腕を広げて、タバサの行く手を遮った。 タバサのマントが、夜風に靡いた。 「邪魔」 「するに決まってるじゃない! あんたを行かせはしないわ!」 タバサは最後の最後、キュルケに警告した。 しかし、キュルケは断固としてその場を動かない。 タバサの顔つきが、徐々に冷たくなっていく。 「どうしても行くと言うのなら………!」 「押し通る」 「掛かって来なさい!」 キュルケは不敵な笑みを浮かべて、タバサを挑発した。 タバサの目が、完全に温度を失う。 人形のような澱んだ目で、タバサは自身の身長よりも大きな杖を構えた。 途端に、膨大な魔力が蒸気のようにぶわっと全身から溢れ出し、オーラとなってタバサを包んだ。 "ドドドドド……!!" 彼女の周りの空気が歪んで見えるような錯覚が、キュルケを襲う。 その圧迫感に息苦しさを感じつつ、キュルケは杖を構えた。 (こ、こりゃあ、ちと骨が折れそうだわ……) 内心ぼやくキュルケに、氷の嵐が吹き付けた。 広範囲に渡って荒れ狂う氷嵐(アイス・ストーム)は、どう動いても避けきれるものではない。 キュルケは杖を構え、呪文を唱えた。 炎のバリアが彼女の目前に現れ、氷の嵐を溶かし防いだ。 荒れ狂う風雪を防ぎきり、キュルケはニヤリと笑って見せた。 無論、これが小手調べに過ぎないことはお互いに分かっていた。 それでも、キュルケの立っている場所以外は、散々に破壊されてしまっている。 その惨状をチラリと横目で見やり、キュルケは"フライ"の魔法を唱えた。 これ以上ここで暴れたら、学院は滅茶苦茶だ。 これは私情丸出しの個人的なケンカなのだから、周囲に迷惑をかけるわけにはいかない。 そう配慮しての、キュルケの行動だった。 フワリと宙を待ったキュルケは、ワザとタバサに追いつけるスピードで学院郊外の森へと飛んでいった。 誘い出して戦う場所を移すつもりであった。 それを見たタバサも、同じく"フライ"の魔法を使って飛翔した。 あっというまに二人の距離が縮まる。 タバサがしっかりと追いかけてきたのを確認し、キュルケは全力で"フライ"を使った。 風圧で目が開けられないほどの高速飛行に、周囲の景色がグングンと後ろに流れてゆき、 タバサの姿も小さくなってしまった。 だが、それでもタバサは余裕……といっても無表情だが…… の表情で加速し、キュルケを追撃してきた。 徐々に、徐々にその距離が再び縮まっていく。 そして、学院郊外の森の上空で、ついに二人は並んだ。 平行に飛行してくるタバサを見て、キュルケは唖然とした。 相変わらずタバサのメイジとしての実力には舌を巻く。 しかし、今は無駄なスピード比べをしている状況ではない。 "フライ"を使いながら別の魔法を使うことは出来ないので、 キュルケはすぐ下の森へと高度を落とそうとした。 ―――そんな無防備なキュルケの背中めがけて、タバサは杖を構え呪文を詠唱し始めた。 空気が震え、パチンと弾ける。 「"ライトニング・クラウド"」 馬鹿な!? と思った瞬間には、キュルケの全身を紫電が駆け巡っていた。 「キャァァアアァアアッッ!!」 焼きゴテを当てられたような熱さが背中を焦がしながら、キュルケは木の葉のように森へと墜ちていった。 電撃で意識がしばらくアッチの世界にトんだキュルケだったが、 地面に激突するギリギリのところで持ち直し、着地した。 地に足がついた途端に、キュルケはたまらず膝をついた。 まだ全身の筋肉がビクビクと痙攣している。 荒い息づかいを必死で整えながら、キュルケは空を仰いだ。 タバサが悠々と、キュルケから少し離れた場所に着地をしているところであった。 "フライ"を使用しながらの他の魔法の詠唱。 不可能ではないと聞いていたが、想像を絶する修業と精神力を要するとも聞いていた。 スクウェアクラスでも、出来る人はそうそう聞かない。 それをタバサは、事も無げにやってのけたのだ。 ふと、タバサと目が合い、キュルケは彼女の視線に戦慄した。 十五歳という幼い身でありながら、一体彼女はどこまで登り詰めたというのか……。 キュルケは急に怖くなった。 果たして自分は、タバサを止められるのだろうか? 早くも挫けそうになってしまう己の心を無理矢理奮い立たせて、 キュルケは"フレイム・ボール"の魔法を唱えた。 直径数メイルにも及ぶ巨大な火球が、唸りを上げてタバサに襲い掛かる。 間髪入れず、タバサの"アイス・ストーム"が火球を迎え撃った。 炎と氷が激突し、目映い光を周囲に放つ。 キュルケはこの時、自分の心に着実に根を張りだした恐怖という名のヤドリギを、 自覚してはいなかった。 しかし、一瞬でも生まれた心の弱さは、己の魔法の威力に確実に反映される。 気が付けば鉄が軋むような音と共に、キュルケの炎が"凍り付いていた"。 それを見たキュルケが、驚愕で目を見開いた。 物理的には有り得ないことだが、キュルケの操る炎は魔法の炎だ。 魔法とは、精神の強さである。 心のイメージが鮮明に映し出されれば、炎も凍りつくだろう。 つまり、精神力の面で、キュルケはタバサに負けてしまっているのだ。 そんなはずはない、と否定する一方、心のどこかで妙に納得している自分が嫌だった。 冷酷な現実が、キュルケの焦りを加速させる。 凍り付いた炎ごと、氷嵐がキュルケを襲い、キュルケは慌てて"ファイヤー・ウォール"の魔法を唱えた。 キュルケの前に出現した巨大な炎の壁が、氷嵐を辛うじて防ぐ。 氷が蒸発し、水蒸気があたりに広がり始め、二人の視界を遮った。 マズいわね……! とキュルケは毒づいた。 水分が空気中に満ち満ちている場所でタバサに勝負を挑むのは、自殺行為と言えた。 どこから氷の刃が飛んでくるか、分かったものではないからだ。 ましてや相手は『風』属性のメイジ。 自分のちょっとした衣擦れの音でも、すぐさまこちらの位置を把握してくるだろう。 キュルケは森の奥へとかけだし、仕切り直すことにした。 それを確認したタバサは、即座に杖を構えた。 「ユビキタス・デル・ウィンデ……」 呪文が完成すると体がぶれ始め、タバサは分身した。 一つ……、二つ……、三つ……、四つ……、五つ……、 本体と合わせて、都合六人のタバサが並び立つ。 自身に限りなく近い分身を生み出す風魔法、風のユビキタス(遍在)であった。 六人のタバサは、お互いの姿を確認しあった。 ふと、一番端にいたタバサAが、その隣にいるタバサBに近づいて、 マントのズレを直した。 「ありがとう」 「……どういたしまして」 どっちもタバサで、どっちも無表情。 これが遍在の力なのだ。 一陣の風が吹いたと思ったら、三人のタバサをその場に残して、 三人のタバサの姿が幻のように消えていた。 残った三人のタバサは、お互いの顔を見合わせて頷くと、調子を合わせて一つの魔法を詠唱し始めた。 三人のタバサの詠唱に従って、透明な細い氷の線が無数に出現し、 キュルケが駆けていった方向の森全体に伸び始めた。 あたかも蜘蛛の巣のように。 to be continued……
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あの後、オールド・オスマンは取り敢えず、倒れたロングビルの処置をコルベールに丸投げした。 ケガの理由が気になるが、 口も動かぬ、体も動かぬでは、聞き出しようがない。 仕事を押しつけられたコルベールは、しかし、 何故か必要以上に甲斐甲斐しい態度で、彼女を医務室へと運んだ。 オスマンはその様子をチラとだけ見て、直ぐに教師達に向き合った。 ロングビルの容態に気を取られていた教師達に対して、 矢継ぎ早に指示を与えて、事実隠蔽のための下積みを着々と行わせた。 --------- その日の夜、ミス・ロングビルは医務室で目を覚ました。 全身には痛々しく包帯が巻かれている。 体は動かなかったので、顔だけを横に向けると、 コルベールがイスに座って居眠りをしていたのが見えた。 どうやらずっと看病してくれていたようである。 ぼんやりとコルベールを見ていたロングビルだったが、不意にあることに気がついた。 彼女が寝かされているベッドは、ちょっと前まで、 ギーシュ・ド・グラモンが使っていたものだったのだ。 たしか彼は最近、ようやく復帰したところだと、 ロングビルは聞いていた。 あまりの縁起の悪さに、彼女はとても不快そうな顔をした。 すぐにベッドを移してもらおうと、ロングビルは思った。 …と、イスで居眠りをしていたコルベールが、目を覚ました。 彼は眠そうに二・三回目をこすった後、ロングビルの方をみて、驚いた。 「おぉ…、ミス・ロングビル、お目覚めですか…! あなたがあんな状態で現れたときには私はもう、 ひっくりかえってしまうかと…!はい!」 コルベールはあわてて駆け寄り、ロングビルの手を取り、ギュッと握った。 「…ご迷惑を、おかけしてしまいましたね……」ロングビルは自嘲気味に微笑んだ。 その悲哀に潤んだ瞳に見つめられて、コルベールは胸が張り裂けそうだった。 「いえ!いえ!あなたさえ生きていれば私は…!」 コルベールは顔を真っ赤にしながらまくしたてた。 「……優しい方なのですね、ミスタ・コルベールは…」 しばらくの間、無言で見つめあっていた2人だったが、バタバタと近づいてくる足音に気づくと、 コルベールはあわてて目を逸らして、咳払いをした。 おそらく、医務室に勤務しているメイジが報告したのだろう、 ミス・ロングビルが意識を回復したと聞いて、オールド・オスマンが駆け付けた。 コルベールはイスから立ち上がって直立した。 「意識は戻ったようじゃな、ミス・ロングビル」 「…はい、オールド・オスマン」 オスマンは労いの言葉もかけずに、すぐさまケガの理由を追及し始めた。 「では、本題じゃが…どうしてそこまでのケガを負うことになったのじゃ?」 「……申し訳ありません。 実は私、朝から急いで調査をしておりましたの…」 「ほぅ、調査とな」 ロングビルは頷いた。 「はい。 今朝方、起きたら大騒ぎではありませんか。 そして、宝物庫もあの通り。 壁のサインを見つけたので、すぐにフーケの仕業と知り、 直ぐに調査をいたしました」 オスマンが、ロングビルの目を覗き込んだ。 「仕事が…早いの。ミス・ロングビル」 コルベールは、そんなオスマンの態度に不満を感じていたが、オスマンの放つ威圧感のせいで、口出しできないでいた。 ロングビルが淡々と…内心はわからないが…答えた。 「…フーケの居場所を特定いたしました」 「な、なんですと!?」 思わず素っ頓狂な声をあげたコルベールは、あわてて口を押さえた。 オスマンは片眉をあげた。 「…誰に聞いたんじゃね?」 「はい。近在の農民に聞き込んだところ、 近くの森の廃屋に入っていった黒ずくめのローブの男を見たそうです。 私は、そいつこそがフーケで、廃屋はフーケの隠れ家ではないかと思い、 接近を試みましたが……」 「気づかれて、返り討ち。 ほうほうの体で逃げ帰ってきた、というところかの?」 ロングビルは頷いた。 それを聞いたコルベールは怒りの声を上げた。 「うぬ、なんたる外道! 女性に対して狼藉を働くとは…許せん!! オールド・オスマン! フーケ討伐には、是非ともこのコルベールを…!」 義憤に震えるコルベールだったが、オスマンは頭を振った。 「ならぬ。 お主には、あの封印の修復を手伝ってもらう必要がある。 あれは、ワシ1人では少々時間がかかりすぎる。 事は急を要するのじゃ…!」 「しかし!」 「二度はないぞ、コルベール…!」 オスマンがコルベールを睨みつけた。 コルベールは悔しそうに俯いた。 「ミスタ・コルベール、私の為に無理はなさらないでくださいまし…。 あなたにはあなたの役目がございます。 どうかそれを無碍にしないで…」 ロングビルがすがりつくような視線を投げかける。 コルベールはしぶしぶ引き下がった。 しかし、拳は怒りでギリギリと握り締められている。 オスマンはため息をついて、間を置いた。 「しかしじゃ、問題はそこじゃよ。 フーケの居場所が分かったからには、直ぐにでも討伐隊を派遣したいところじゃが…… フン、あの腰抜けの教師ども、己の命が惜しいと見える。 朝に先遣調査隊を編成しようとも思うたが、だ~れも志願せぬ」 オスマンは苦々しげに吐き捨てた。 別に、やろうと思えば、学院長権限で強制的に選抜することも出来るのだが、今回は内密の事件だ。 何かあったときに…例えば、派遣したメイジが運悪く死亡したら、それを指示したオスマンに責任が及ぶ。 志願者なら…死亡してもそれは当事者の責任だ。 オスマンには何の関係もない。 滞りなく事を進めるには、志願という形で討伐隊は編成されねばならないのだ。 オスマンは内心、頭を抱えた。 --------- 医務室の外で、1人のメイジが音もなく倒れた。 医務室勤務の教師だった。 白目を剥いて、顔が真っ青になって意識を失っている。 口から肥大した舌がデロリとはみ出し、端から泡が漏れていた。 苦悶の表情を浮かべて、 床に横たわるそのメイジの体が 、医務室からは見えない死角へズルズルと引き込まれていった。 しばらくの沈黙の後、その影から1人の人間が姿を現した。 ルイズ・フランソワーズだ。 医務室に聞き耳を立てていた所を、目撃されそうになったので、 やむを得なく締め落としたのだった。 尊い犠牲というやつだ。 ルイズは腕をグルンと回した。 再び扉の前に立ったルイズは、 今まで以上に口の端を吊り上げた。 まったく、今日という日は、全てが自分の都合のいいように進んでいるようではないか…! 昼間、フーケの手がかりだけでも掴もうと、学院周辺を捜索していたが、何も収穫がなく、がっかりしたものだったが、 まさかロングビルが居場所まで特定してくれたとは…運が良すぎて震えが来るほどだ。 これで、大手を振ってフーケを消せる。 教師たちがそこまで腰抜けだったことに、ルイズは純粋にびっくりしたが、今回は逆にそれが吉に転じたか!! ルイズは舌なめずりをした。 瞳が怪しく輝く。 …このチャンス、決して逃さぬ。 ルイズは堂々と、医務室の扉をあけた。 to be continued…… 36へ
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学院長室を退出したロングビルは、コルベールがいる図書室ではなく、その足で下の階にある宝物庫へと向かった。 階下に着いたロングビルは、鉄の巨大な扉を見上げる。 扉にはぶっとい閂がかかっていて、その閂もまた、巨大な錠前で守られていた。 この宝物庫には、魔法学院成立以来の様々な秘宝が納められているのだ。 ロングビルは、慎重に辺りを見回し、ポケットからエンピツほどの長さの杖を取り出した。 ロングビルが手首を振ると、するすると杖は伸びて、指揮棒ほどの長さになった。 仕込み杖だ。 ロングビルは、低い声で『アンロック』の魔法を唱え、錠前に向けて振った。 が……何の反応もない。 もちろんそれは想定内だ。 ロングビルはくすっと笑うと、自分の十八番である『錬金』の呪文を唱え、分厚い鉄のドアに向かって杖を振った。 が……やはり何も変化は無い。 これも予測済みだったが、自分の特技をあっさり跳ね返されて、ロングビルは少しムッとした。 「スクウェアクラスのメイジが、『固定化』の呪文をかけているみたいね…」 ロングビルはポツリと呟いた。 『固定化』は、物質を酸化や腐敗から保護する魔法だ。 物質をそのままの状態で文字通り永遠に固定化する。 これでは『錬金』の魔法も形無しだ。 自分が、その相手よりも格上のメイジなら話は変わってくるが、生憎とロングビルは『トライアングル』だった。 ロングビルはかけたメガネを持ち上げて、扉に手を当てた。 そして、コツコツコツと規則正しい足音をさせながら、ロングビルは扉に当てた手をするすると滑らせた。 別段意味など無いのだが、これから彼女の獲物となる相手を確かめたいような気持ちが、彼女をそうさせた。 ---と、不意に手のひらに違和感。 ロングビルは片眉を上げて、その箇所をまじまじと見つめた。 よく見ると、その部分には、不可思議な凹みがいくつもいくつも刻まれていた。 ロングビルはさらに目を凝らして、それが何かわかった瞬間あっと声を漏らしそうになり、慌てて口を押さえた。 これは……拳だ。 壁を殴りつけた拳の跡が、無数に刻まれているのだ。 ロングビルは一瞬分けが分からなくなった。 この拳の後は、つい最近つけられたようだ。 少なくとも『固定化』がかけられた後につけられたものだ。 ロングビルはすぐさま頭で否定した。 …バカな。スクウェアクラスのメイジがかけた『固定化』を、生身で打ち抜ける人間なんて、この世に存在するはずがない。 だが、事実、壁には無数の凹みからくるヒビすら刻まれていた。 しかも間近で見てみると、その拳はどうみてもそんな大男の物ではない。 子供か、それとも華奢な女性ほどの大きさしかない。 ロングビルは信じられないといった表情で、その拳跡の一つに指で触れた。 ---すると、ビシッという音を立てて、壁に刻まれている亀裂が大きくなった。 後悔しても時すでに遅く、一端きっかけを与えられた亀裂は、ロングビルが触った場所を中心に、 放射状に瞬く間に広がっていった。 そして、ガラガラと派手な音を立てながら、壁の一部が崩れた。 「……………………ウソ」 ロングビルは間抜けな声を出した。 信じられない…有り得ない…。 そんな言葉が頭の中でフラフープを回していた。 しかし結果は変わらない。 人一人は優に通れそうな穴が、ぽっこりと口を開けていて、中から煌びやかな光が漏れている。 ロングビルの頬に、冷や汗がつぅっと垂れた。 ……まずい。 なんだかわからないが、壁が崩れてしまった。 このまま便乗して、仕事に入っても良いのだが、今は昼だ。 さっきの豪快な音を聞きつけて、教師達がすぐにもやってくるかもしれない…。 仕事に移るのは夜だ。 今は、なんとかやり過ごさねば…! ロングビルは、悩みに悩んだ末、『レビテーション』を壁の破片にかけた。 壁の構成に変化を加えるわけではないので、破片はすんなりと浮かび上がった。 ロングビルはまさに指揮者のように杖を操って、破片を元の通りにはめなおし、穴を塞いだ。 無駄に力んだせいか、ロングビルはハァハァと息をあらげていた。 なんとかバレないくらいに体裁を整えたロングビルは、ふぅと一息ついた。 どうやら誰も気づかなかったらしい。 すぐ上にいるあの老獪なオールド・オスマンが気付かないのは腑に落ちなかったが、結果オーライだ。 ロングビルは杖をしまうと、逃げるようにしてその場から立ち去った。 早歩きで去っていく途中、ロングビルはさっき起こったことの原因を頭の片隅で考えていたが、ついぞ答えに行き着かないままであった。 ちょうどその頃、上の学院長室では、オールド・オスマンが、粉々に砕け散った『遠見の鏡』を前にして、いろんな意味で放心状態になっていた。 ロングビルは運がよかった。 to be continued…… 29へ
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深く暗い森の中を、キュルケは一人疾駆していた。 時折り背中の火傷がズキズキと痛むが、それでも構わず全力で駆け抜ける。 「タバサ……!」 呟くのは、かつて無二の友人だった生徒の名前。 思い出すのは、いつだったか、『土くれ』のフーケの討伐に行った記憶だった。 あの時DIOと一戦交えてから、タバサは確実におかしくなっていった。 それに薄々気づきながらも、ついぞ止められなかった自分を情けなく思う。 もはや彼女は、DIOの操り人形なのだろうか。 ……いや違う、彼女は人間だ、とキュルケは自分を叱りつけた。 諦めそうになっているのをタバサの冷たさのせいにして、 自分で勝手に彼女を見捨てようとしているのだ。 不甲斐ない。自分は此処に何をしに来たのだったか。 大切な大切な……親友を連れ戻すためだ。 キュルケは自分の背中を一撃した。 もう一回"ライトニング・クラウド"を受けたかのような衝撃が走り、 キュルケの精神に喝が入る。 腑抜けていた意識が、徐々に鮮明になっていくのを感じ、キュルケは周囲の状況を見る余裕が出てきた。 聴覚を周りに集中させてみる。 ふと気が付いたら、森を駆ける足音が増えていた。 自分も含めて、合計四つの足音。 聴覚が捉えたその情報を怪訝に思い、キュルケは後ろを振り向いた。 果たして、キュルケの聴覚は正しかった。 今度は耳の代わりに、我が目を疑うことになったが。 一人………、二人………、合計三人のタバサが、全く同じ構え、同じ足取りでキュルケを追いかけてきているのだった。 「んな……ッ!? ちょ、反則……!」 キュルケは走るスピードを上げた。 しかし、タバサは元々暗殺を目的とした戦闘スタイルのメイジである。 育った環境も相まって、持久力と執念深さは筋がね入りであった。 バジリスクに追いかけられているような錯覚を感じ、キュルケは更にスピードを上げた。 囲まれたら、おしまいである。 祖国ゲルマニアで軍人としての教育も受けていたキュルケは、 並々ならぬ脚力の持ち主だ。 流石にこのスピードにはついてこれまいと、勝ち誇った顔で後ろを振り向くキュルケ。 見ると、タバサが二人。 一人消えていた。 どこに消えたのかなんてバカでも分かる。 反射的に空を仰いだキュルケに、上空から氷の刃が降り注いできた。 "フライ"で追いつき、そのまま攻撃してきたのだ。 "チュドドドドド……!" ミサイルのように氷刃が襲い来る。 キュルケはそれをジグザグに走って回避した。 しかし、いくら俊敏に動いて見せても、上空から見てみれば止まっているも同然である。 照準を合わせることなんて容易い。 裂けきれなかった氷刃の一つが、キュルケの足を切り裂いた。 「ぐ、は……ッッ!」 バランスを崩し、キュルケはものの見事に転倒してしまう。 足を押さえてうずくまるキュルケに、すぐさま三人のタバサが追い付いてきた。 出血を止める暇なく、キュルケは"フレイム・ボール"を放った。 迷いを捨てた分、先程より強力な火球がタバサ『達』を襲う。 「「"アイス・ストーム"」」 けれど、二重で掛かってこられちゃ意味がなかった。 倍増というより、二乗されたのではないかと思うほどの威力の氷嵐がキュルケを襲い、 キュルケは数メイル後方に吹っ飛ばされることとなった。 二人のメイジとしての実力の差は、もはや歴然だった。 無様に地面に叩きつけられて、キュルケの肺から酸素が絞り出される。 三人のタバサがじりじりと迫る。 しかし、キュルケは諦めない。 キュルケは自分の足下の土に杖を構えた。 「イル・アース・デル……!」 "錬金"で土を油に変える。 「ウル・カーノ!」 そして"発火"の呪文。 ゴウッと炎が舞い起こり、キュルケの周囲を燃やした。 燃え盛る炎は油に引火し、その勢いを爆発的に増加させた。 自分だけの炎では、タバサの風にはかなわない。 ならば、上乗せすればいい。 「"ファイヤー・ウォール"!!」 周囲の炎を根こそぎ巻き込んで出現した巨大な炎の壁が、タバサ達に迫った。 「「ラグース・ウォータル・イス・イーサ・ハガラース……」」 しかし、恐れず慌てず、二人のタバサは一言一句調子を乱さず魔法を唱える。 「「"ジャベリン(氷槍)"」」 二人がかりで構成された、これまた巨大な氷の槍が射出された。 両者の魔法は正面から激突し、爆ぜた。 しばらくの拮抗の後、若干キュルケの炎が上回ったか、ジャベリンは全て溶けて水蒸気と化した。 ジャベリンによって威力を削がれたものの、炎の壁は持ちこたえ、タバサ達に襲いかかった。 その様子をキュルケは見守る。 轟音。 手応えは……無い。 ちゃっかり残りの一人が、防御の呪文で他のタバサ達を炎壁から守っていたのだった。 「……ウっソ」 引きつった笑みを浮かべるキュルケ目掛けて、数え切れない程のエア・カッターが飛んできた。 キュルケはたまらず横に飛び、森の奥へと再び駆け出す。 木々の間を縫って、キュルケが駆ける。 森の影に隠れて、時折り氷の刃が飛んできた。 それは背後から飛び交ってくる時もあれば、 上空から降り注いでくるときもあった。 キュルケはその度に必死に身をかわし、反撃をした。 数えるのも面倒になるくらいの魔法の応酬の中、キュルケは場の空気がおかしいことに気がついた。 妙だ……、とキュルケは眉をひそめる。 悔しいが、今の自分はタバサにとって死に体だ。 その気になれば、囲みこんであっと言う間に叩き潰せるはずなのに。 何故かそれをしてこない。 せっかく分身しているというのに、攻撃は途切れ途切れだ。 足を負傷しているキュルケでも、それは何とか避けきれるものであった。 分身の利点が活かされていない。 タバサらしくない。 何か嫌な予感を肌で感じながら、キュルケは足を踏み出した。 ―――"カチン"と、軽い音が足下から響いた。 見ると、自分の足が、半透明な紐のようなものを踏んづけていた。 「?…………!!」 その途端に、踏んづけていた縄から数本の氷刃が飛び出してきた。 とっさに後ろにジャンプして氷刃をかわしたキュルケだったが、 今度は背中から"カチン"という乾いた音が聞こえた。 背中に冷たい感触が広がる。 見ると、そこにも氷でできた線状の何かがあった。 氷刃が飛び出す。 体勢を変えることが出来ずに、キュルケはその氷刃をモロに背中で受けた。 「ガッ……!」 肉に刃が食い込む感触に、キュルケは身を捩った。 四つん這いで地面に叩きつけられる。 これまでのダメージの蓄積と、大量の出血で、フラフラする頭を押さえつつ、キュルケは辺りを見回した。 いつの間にか自分の周り、四方八方は、先程みた半透明の縛縄によって埋め尽くされていた。 ちょっとでも触れば、氷刃が飛んでくるだろう。 キュルケはその場に括り付けられてしまった。 先程の三人のタバサは、囮だったのだ。 自分をこの罠へ誘い込むための。 いつのまにか、タバサ達の気配が消えている。 油断せずに周囲の様子を窺っていると、タバサの声が聞こえてきた。 弾かれたように、キュルケは上を見る。 「「触れれば発射される"ウィンディ・アイシクル"の『結界』は……」」 上空に浮かぶタバサAとタバサBが、淡々と説明に入った。 二つ名の通り雪風のような冷たい目で、キュルケを見下ろしている。 細い氷の結界が、キィンと甲高い共鳴音を出した。 いつも無口なタバサが饒舌になっていて、その上ステレオときたもんだ。 その違和感たるや、鳥肌ものである。 「「すでにあなたの周囲、半径二十メイル……。 隙間なく張り巡らされている」」 続いて、タバサCとタバサDによるステレオ。 「「あなたはもう、一歩も動けない」」 ピシャリとはねのけるような、タバサEとタバサFによるステレオ。 果たしてそれは事実だった。 蜘蛛の巣さながら、キュルケの周囲に陣をなす氷の結界は、彼女の行動を完璧に封じ込めてしまった。 一歩でも迂闊に足を踏み出せば、身体のどこかが必ず結界に触れてしまう。 キュルケには、真正面からタバサとぶつかるしか選択肢が残されていなかった。 しかし、物量と破壊力の両面で、キュルケはタバサに圧倒的な差をつけられている。 正面から向かえば、どういう結果になるなんて、それこそ火を見るよりも明らかだ。 はめられたのだ、これ以上ないってほど完璧に。 ……それでもキュルケは折れない。 普段通り、不敵な笑みを浮かべて杖を構える。 背中に突き刺さったままの氷刃が痛々しい。 その姿を見て、反撃の意思ありと六人のタバサは判断した。 五人のタバサが、一番大きな木のてっぺんに佇んでいるタバサに集う。 六人のタバサが重なり、その場には元の一人のタバサが立っていた。 杖を突き出す。 キュルケはこれから我が身に降りかかる事態に備え、 炎のバリアで身を包んだ。 後は野となれ山となれ、渾身の魔力を込めた防御であった。 「半径二十メイル……」 空気が凝縮し、凍り付く。 そして、その冷気は一挙に解放された。 「"ウィンディ・アイシクル"」 節くれだった杖を振り下ろすと、 術者の命令に応じて、氷の刃がキュルケめがけて一斉掃射された。 to be continued……
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―――”ドスドスドドス……!!” 触手が何かに突き刺さる音がした。 それは、さっきのような、地面に突き刺す音ではなく、もっと生々しい音だった。 例えていうなら、肉に突き刺すような。 しかし、キュルケには貫かれる際の衝撃もなければ、実感もなかった。 ただ沈黙があった。 「…………?」 恐る恐る目を開ける。 キュルケが見たのは、自分に背を向けて生首に対して両腕を広げているルイズだった。 「キュ……ル…ケ」 首だけ振り向いて、ルイズはキュルケの方を向いた。 『…ニヤリ』 キュルケの無事を確かめたルイズは、あたかも自分の企みがうまくいったというような、してやったりの笑顔を浮かべた。次の瞬間、ルイズはその小さな口から鮮やかな血をコフッと吐いた。 パシャッとそれがキュルケにかかった。 「ル……………ルイズーーーーッッ!!!!」 ルイズの華奢な胸に、生首からの触手が四本、生えていた。 "ズギュュユン" 次の瞬間、ルイズの体がビグッと跳ねた。 ここまで走って来て、真っ赤だったルイズの顔が、あっという間に真っ青になっていった。 と、何事もなかったかのように、肉片が彼女を解放した。締め付けられていた喉を解放されて、キュルケはゴホゴホと咳き込んだ。 もうお前には用はないとばかりにキュルケを放した肉片の群は、続けざまにルイズに飛びかかり、その触手で無慈悲にルイズの全身を貫いた。 ”ドスドスドズドドスドスドズドズッ……!!" 激痛でルイズはたまらず身を捩ったが、そんなことはお構いなしに、触手たちは再び『吸い』始めた。 "ズギュュン…ズギュン…ズギュユュン…" さっきの何倍もの勢いで『吸わ』れ、脳に回すべき血を一気に奪われたルイズは、急性の貧血で意識を失った。 それとは逆に、触手を伸ばす生首や左足は、どんどんと色つやがよくなり、肌にハリが出てきていた。 『吸血』……!! なんてこと……やつはルイズの血を『吸って』いるのだ…!! その目を覆いたくなる光景を前にして、キュルケは悟った。 ルイズを助けねば……!! ピタリと杖を向けるキュルケだったが、触手だけに狙いをつけられなかった。 自分の大ざっぱな魔法では、確実にルイズも巻き込んでしまう。 どうにもできずに迷っていると "ドンドンドンドンッッ!!" 後ろから氷の刃が飛来してきた。 11へ
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DIOが使い魔!? ◆Wbi9AknFck スターダストファミリアー ◆LSP/td4iE2 スターダストは砕けない ◆LSP/td4iE2 サブ・ゼロの使い魔 ◆oviEMgpce6 Start Ball Run ◆k7GDmgD5wQ ゼロと奇妙な鉄の使い魔 ◆PEFli7wTN2 ゼロと奇妙な隠者 ◆4Yhl5ydrxE 使い魔ファイト ◆Ux26ysntzk ゼロのパーティ ◆5ckVgDaSVk アンリエッタ+康一 ◆3D2JBRgybs ヘビー・ゼロ ◆a97Bny7H1c 愚者(ゼロ)の使い魔 ◆Dv3XctLjy. ゼロのスネイク ◆jW.eGr2I9s 亜空の使い魔 ◆cpD80RhRDE 鮫技男と桃髪女 ◆7/eeytaWnw アヌビス神・妖刀流舞 ◆6Dp6kmr0yc つかいまがとおるっ! ◆1kaqwCsXPI 使い魔は天国への扉を静かに開く ◆1kaqwCsXPI 風と虚無の使い魔 ◆/4V68E5Ojg
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面白い話系です ダーウィン賞
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ここでは、自分が面白いと思った動画を紹介していきます。 サッカーの昔いた主審らしいです。1995年に亡くなってしまったそうです エアボーカルです。とても面白い!!? エアボーカル2 エアボーカル3 これ爆笑した マジおもろい、続きあるよ 続編 歌っている人の、この自信満々な顔。かっこいい。 PSPのグラセフLCSやってた人なら絶対知ってる曲。最高です♪ えらい懐かしいもの拾ってきたなw -- にょろ (2010-08-09 23 37 59) 好きだから、こめんとありがとー -- 仙人 (2010-08-10 20 25 37) skypeで人の怒らせ方ワロタwwwwwwwwwwwwwwww -- 焼きクマ (2010-12-27 16 23 26) 名前 コメント
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